昨年11月9日(金)、浅野中学高等学校元(第6代)校長、同学園元(第2代)学園長という重責の職を務められた石橋義史先生がお亡くなりになりました。享年83歳。奇しくも11月9日というご命日は浅野總一郎と同じ日、浅野学園との縁(えにし)の強さを感じます。

 先生のご遺言、ご遺族のご意思によりご葬儀はごく内輪だけで執り行われ、葬儀終了後に先生に関わられた方々に訃報を回し、同窓会のホームページでお知らせしました。しかし、当然のことですが、その直後から、連絡の遺漏へのご不満や苦情、また、ご葬儀に出て「お別れがしたかった」「お礼の気持ちをお伝えしたかった」という多くの卒業生や卒業生保護者の方々の熱い声が伝わってまいりました。
 こうした声の多くは、その素晴らしかった現代国語の授業、厳しくも温かかったラグビー部の指導、また校長としては、「文武両道、各駅停車の学校」という浅野学園の基本的な方針を世間に周知し、同時に大学進学実績を右肩上がりに上げるという大きな功績を残されたこと等々、石橋先生の温かく高潔なお人柄、文学的実力の高さ・厳しさ、確かな事蹟に寄せられたものでありました。
 
 少々経緯をお話ししますと、先生のご逝去のあと日を置かずに、前田校長先生をはじめとする学校関係者と同窓会長・副会長をはじめとする同窓会役員が集まって、前述した多くの皆様の声にどうしたら応えられるか、石橋義史先生のご功績にどうしたら報いられるかという話し合いを持ちました。石橋先生の教え子であるがゆえの熱い思いだけではなく、学園に関わられた歴代校長先生や諸先生方のご功績も忘れてはならないこと――そのことに意を払わねばならないということが議論され、そこでまとまった結論は、学園主催の形は採らないが特別職である第2代学園長を務められたこと、停滞していた同窓会を立て直し活性化の緒につけて同窓会長の職に就かれ、名誉会長にもなられたという同窓会への大きな功績を考慮したうえで、同窓会主催で「石橋義史先生お別れの会」を開催しよう(したい)ということになりました。
 
 そこで、多くの皆様の声にお応えすべく「石橋義史先生お別れの会」を下記の通り開かせていただきます。学校のご厚意で講堂をお借りすることもできました。皆様のご参加をお待ちしております。

 

平成31年2月14日

浅野学園同窓会長 中村順一

 

 

 

「石橋義史先生お別れの会」

 

日時:3月2日(土)

 13:00 開場 (待ち時間に献花できます)
 14:00 開会 (最初30~40分セレモニー)セレモニー終了後 献花
 16:00 閉会

 

会場:浅野学園 講堂 (中学棟2階) 

・中学棟入口からお入りください。

・土足可。

 

受付: 中学会議室 (中学棟2階)

・ご芳名用紙にご記入ください。

 

お願い

・卒業生に関わらずどなたでも参加できます。
・平服でご参加ください。
・セレモニー時の席は満席の場合立ち見になります事ご了解ください。
・遅刻される場合は受付記帳所(中学会議室)でセレモニー終了後の献花までお待ちいただくこともございます。
・お香典、お供物、お花はご辞退申し上げます。
・お車でのご来校はご遠慮ください。公共交通機関をご利用ください。

(学内の駐車場は使用できません。お車でみえた場合は外部の有料駐車場をご利用ください。学外の路上駐車はなさらないでください。)